本日をもって肩書の1つ『弁当かあちゃん』は外れます。
高校生の授業最終日で、最後のお弁当を作り終わりました。
USAGIMAMAZINEさんからライター依頼をいただいたのは、半分オーガニックビューティー、半分お弁当記事の契約でした。
それが息子が中学生になってすぐだったので、このサイトで記事を書き始めて6年になります。
おべんとうは家族へ愛情を伝える手段の一つだと思います。
離れていてもあなたのごはんは母がつくり、健康管理しているわよー、というおせっかいにも近い愛情。
箱の中に小さい世界を作るような作業、おべんとうを詰める作業が好きだったので、あまり苦ではなかったのが正直なところです。
この6年間。もっとさかのぼって幼稚園のお弁当を作っていたころから子育てを振りかえって、子供が異性だったので『へー男の子ってこう考えるんだ』『へー男の子ってこういう行動とるんだ』全てが新鮮で面白かった。
幼稚園の初めての集団生活にすぐ馴染んじゃうところを見て自分の調子がよかった幼稚園のころの感覚を思い出したり、小学校の高学年のころ女子と対決している話を聞き、確かに高学年って男女くっきりクラスで分かれるよねって苦い体験を思い出したり。
思春期に家で話をしなくなったこと、自分の部屋を住処にするようになりお菓子までみんな部屋にもちこんで生活するようになったこと。彼は好きばかりを集めた快適な住空間を作ってます。
ほほー。実家に住みつつ、別宅みたいねと感心してます。
彼の成長と共に、自分も幼少期からの人生をふりかえり、そしてやり直しているような楽しい体験だったな。
高校を卒業したから急に私が親でなくなるわけではないのですが、手をかける子育ては終焉に近づいてきています。
子育ては楽しい、そう確信させてくれたお弁当ライフでした。
二人、三人、子供がいる人は人生二倍、三倍やり直しがきくんだろうな。うらやましいです。
最終日は息子が好きな
✔エビフライ
✔大根もち
✔ひじきの煮物
✔ゆでたまご
を入れました。
おべんとうの記事はこれで最後になります。
読んでくださりありがとうございました。
オーガニックコスメの記事は続きます。