NAOKO TSUJI

TOKYO FASHION CRUISE

スタイリスト辻直⼦さんが提案する
⼤⼈のためのスタイリング考察

好きな洋服は変わらずとも、年齢を重ねるにつれ、ちょっとしたズレを感じることはありませんか？
そんなステップアップを踏むみなさんのために、スタイリスト辻直子さんが“大人の女性にもフィットするSNIDEL”を提案する連載企画。
TOKYOを代表するスポットと共に、全8回にわたって“辻さんならでは”のお洒落のヒントをお届けします。

5th spot

roppongi

素材感やシルエットが
しっかりたつレーススカートだから
上下のバランスも負けないと思って

今回、軸になるアイテムは…

MAIN PIECE

カットレースのスカート

こういうスカ—トって素材がてろっとしていたりペラッとしていると、
チープな感じがしちゃうけど、これはレースがわりと肉厚だし
しっかりシルエットが出るし、すごく優秀。
こういうスカ—トを日常の中ではくときは、
春夏だったら絶対にTシャツかな。
あとは解釈が全然違うベアトップとかタンクトップ、
シルクのキャミソールとか、ヘルシーな方向に持っていく。

スカート、どう大人に着こなす？

COORDINATE

これ、実は普段あんまりしないスタイリングかも。
それぞれは可愛いと思うけど、ドッキングさせると大袈裟な感じがしちゃって。
いつもだったら、こういうフェミニンなスカートには
Tシャツとかラフなトップスを合わせるんだけど、
今回の連載のコーディネートを考える中で、もう少し幅が欲しかった。
このスカートはしっかりとしてるから、
トップスにこういうボリュームのあるタイプを持ってきても、
バランスで負けないかもと思って。
これなら私も着れるかもって、新しい発見だったかも。
この相性は好き。

注目すべきアイテムは他にも。

OTHER PIECE

ボリュームスリーブトップス

袖に入ったタックとかギャザーの入り方の
ボリューム感がちょうどよくって、
上手！いいなって思いました。
首元は開いてるか、首が詰まってるデザインが好きなんですけど、
このトップスはすごくちょうどよかった。
個人的にはもっと開いててもいいかなと思うくらい（笑）。
普段着るなら、すごいピタピタのパンツか、
それこそメンズっぽいボクシ—なショートパンツとかを合わせるかな。

辻さんはこの街でどう過ごす？

what are you doing ?

at roppongi

六本木、大好き。
自宅から近い街だから、映画を観に行ったりとか、
ホテルにお茶したりご飯食べに行ったり。
ホテルっていいですよね。
ザ・リッツ・カールトンもグランドハイアットもすごく好きでよく行きます。
ちゃんときれいな格好をして、そういう場所に行くのって
なんか自分を遊んでる感じがすごく気分転換になる。

STAFF
model & styling_NAOKO TSUJI
photographer_KAORI IMAKIIRE
hair & make-up_MAIKO INOMATA [TRON]
edit & text_MOE ITO [WHITE AGENCY]