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連載企画 人気キャスターから学ぶ「好印象」の作り方 第1回 笹川友里さん 前編

第一印象を良くする仕事服

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  • 「堅めの内容の仕事の時は、華美になりすぎない色で」

    堅めの内容の番組や取材の時は、先方がスーツのことが多いので華美になりすぎない柔らかな印象の色の服を選ぶようにしています。
    また、テレビ番組なのか雑誌なのか、見てくださる方々の年齢層なども想像しながら、暗くなりすぎない色選びをしています。よく着る色は、ピンク、イエロー、ライトブルーやベージュ、白など

  • ほんのり光沢のあるライトピンクの、ひざ下丈のフィット&フレアワンピース。大きめな襟が首周りや二の腕をスッキリ見せてくれます。リッチで落ち感のある生地なので、ロングシーズン着用いただけます。

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  • 「相手と並んだ時のことを想像して服や靴を選びます」

    取材やインタビューのお仕事で、相手と並んだ時のことを想像しながら服や小物、靴のヒールの高さなどを選ぶようにしています。
    素材に少し透け感があったり少しディテールが凝ったものなど、華美すぎないデザイン性のあるアイテムにシンプルなボトムやパンプスを合わせるスタイルが多いですね

  • 小さめの襟がついたノースリーブのインナーと、天竺編みのシンプルカーデのアンサンブル(手洗い可能)。品と華やかさのあるレーススカートは、キリッとした印象に仕上げてくれるホワイトをセレクト。

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全方位に愛されるメイク法

「肌は薄づきで艶感のある雰囲気、眉はしっかり太めに」

常に清潔感と知的なイメージを保つことを心がけているので、
ファンデーションは薄づきで艶のあるナチュラルな雰囲気に、
眉はしっかり太さを出し毛を立てせてヘルシーに見えるようにしています。
チークはコーラル寄りの色で、
少しハッピーな感じが出るようにしています

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  • 笹川さんもお気に入りの、軽やかなオーガンジーのパフスリーブブラウスと爽やかカラーの美脚テーパードパンツ。どちらも手洗い可能な、ON・OFF両用アイテムです。

キャスターの仕事で大切にしていること

「常に相手の方が話しやすい雰囲気づくりを心がけています」

番組の収録や取材前に、こちらが聞きたいこと、
相手がお話ししたいであろうことを徹底的にインプットします。
相手のことを知れば知るほどいいお話を引き出すことができるので、
まずは心から興味を持つことを心がけています。
また、現場では「話しやすい雰囲気づくり」がとても大切なので、
事前にできることと当日できることを考えて行動するようにしています。
様々な方とのお仕事をさせていただく中、
同業以外で影響を与えられた方を思い返すと…
以前レギュラーの音楽番組でご一緒した俳優でアーティストの及川光博さんは、
裏でも表でもご自身が求められていることを完璧に理解し実行されていて感銘を受けました。
ゲストの方を楽しませながらもご自分の世界観も保持し、
スタッフの皆様も楽しませチームを作り上げるプロフェッショナルで。
人柄も素晴らしくとても勉強になりました

「人とのつながりを大切に、30代から新しい環境でスタート」

今年2月末、8年間務めたTBSテレビを退社して自分で新会社を設立しました。
TBSを辞めると様々な縁が切れてしまうのかなと思っていたのですが、
深く縁を感じていた人とは今の仕事にも繋がっていて、
あの8年があったから今があるんだと実感しています。
「setten」という新会社は、忙しさの中で今まであまり気にかけてこられなかった
「衣食住」周りのプロダクトを作りたいと考えて設立しました。
今後は誰かの生活の彩りを良くするような仕事を、
フットワーク軽く自由にやっていきたいと考えています。

笹川友里

笹川友里 ささがわゆり

1990年9月5日生まれ。
制作ADからアナウンサーに抜擢され8年間TBSテレビに在籍。
今年3月に新会社settenを設立。
雑誌「VERY」の専属モデルやプロダクト開発などの分野でも活躍中。

後編は、笹川さんの考える相手に親しみを持ってもらえるファッション、
髪型、毎日持ち歩いているアイテムをご紹介します!

(8.24公開)

- STAFF -
Photograper : Yuki Endo(MOUSTACHE)
Hair&Make : Masaaki Fukugawa
Writer : Yuko Aoyama(White Agency)