敬愛するクリエイターと作る、15年目のFURFUR
- FURFURがリスペクトするクリエイター4人をお招きし、
- 2021AWの新作アイテムを使ってファッションの面白さを
- 自由に表現いただく創立15周年特別企画。
- 創造することの面白さ、着飾る楽しさ、ときめく服に出会う喜び。
- ファッションを愛する全ての人へ。
- 15年目を迎えさらに進化するFURFURの新しい世界を、
- クリエイター陣の想いとともにお届けします。
俳優・モデル/栗原 類さん
WITCH’S HOLIDAY / 魔女の休日
今シーズンのFURFURのコンセプトが“恋する魔女”というのを聞いて。
最初はゴス寄りのダークなイメージが浮かんではいたのですが、
コーデを組みに行ったところアイテムに甘めなものが多かったので、
少しカジュアルな“魔女の休日”というテーマにしました。
> LOOK 1
“魔女の部屋着”のようなリラックス感のあるワンピースの、甘くて優しい一面を出したくて作ったコーデです。
3つの魔女のテーマの中で一番甘い雰囲気ですが、それをうまくモデルの高橋ララさんが演じてくださっています。
ステッキは、7〜8年前くらいにロンドンのAlexander McQueen本店で買ったものです。 元WWDジャパンの編集長をされていた山室一幸さん(2013年他界)が同じ金ステッキをお持ちで、お仕事をご一緒した時に見て素敵だなと運命を感じて購入しました。
山室さんはファッショニスタとして服を欲しいと思わせてくれる、
僕にとって大きな影響を与えてくださった方でした。
> LOOK 2
このワンピースのデザインがとにかく好きで、この素敵さを活かしたいと思いコーデを組みました。腕にシュシュを付けたりバッグやイヤカフなどもプラスして、遊び心のあるスタイルにしたのもポイントです。
イメージ的には“魔女のお出かけ服”。お茶をしに出かける時の、勝負服のような感じでしょうか。個人的に一番お気に入りのLOOKです。
> LOOK 3
本当はこの黒のスカート、僕が着用したかったくらい気に入っているアイテムで。このスカートの立体感を活かすようなニットを合わせてコーデを考えました。テーマは“修行している魔女”。
リンゴや本、ガーベラなどもブランドの方にお願いして準備していただきました。ちなみに今回僕が着用しているものも、FURFURのワンピースです。普段からユニセックス的なものを着ることが多いので、自分の体格に合い、なおかつ不自然でないこのシャツワンピースを選んでみました。
まずは、ブランド創立15周年おめでとうございます。
普段僕は撮られる側としてクリエーションに関わることがほとんどで、
服のスタイリングと撮影のディレクションのお仕事をさせていただくのは初めてで。最初は不安が大きかったのですが、とても刺激的で貴重な経験でした。他の3名のクリエーターの方々のコーデも、どんな風になるかとても楽しみです。
FURFURの服はデザイン性がありユニセックスで着やすいものも多いので、今回の企画をきっかけに男性も含めいろんな方に興味をもってもらえたらいいなと思います。
栗原類●1994年 12月6日生まれ、東京都出身。子どもの頃からモデルとしての活動を始め、2014年パリコレデビュー。2012年から役者としても舞台、ドラマ、映画に出演し活動の幅を拡げる。近年の主な出演作品に、舞台『未練の幽霊と怪物』やNTV『正しいロックバンドの作り方』などがある。10月8日(金)公開の映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』に出演や、10月15日(金)公開映画『劇場版 ルパンの娘』にはおなじみLの一族・三雲渉役で登場する。