第一印象を良くする仕事服

「柔らかい印象になれる色や素材」
心がけているのは、派手すぎないことでしょうか。
報道の番組では尖りすぎたデザインや奇抜な柄は、
たとえ可愛い服でも選びません。
取材やゲストの方がいらっしゃるような現場も、
相手が主役なので鮮やかな色の服は着ないようにしています。
男性は暗い色のスーツが多いので、
バランスをとってできるだけ
暖色や柔らかい印象の色や素材を選ぶようにしています。
また報道番組ではパンツをはくことが多いのですが、
その時はどこかに
女性らしさがあるコーデになるようにしています
キャスターの仕事で大切にしていること
「話したくなる空気を作ることが大事」
人と接する仕事をしていると、
話術が苦手でうまく話せない…と自信をなくすことってありますよね。
そんな時は、上手いことを言うことより
「話す空気感づくり」を大切にするようにしています。
会話中、楽しそうに相槌を打ったり目を見て話を聞く。
それだけで「話したくなる」雰囲気づくりができます。
打ち解けてインタビューするのと、会ってすぐインタビューするのとでは、
同じ質問でも出てくるものが全然違ってくるので、
その「話しやすい空気」にどれだけ早くたどり着けるかを
心がけています
「相手がすごい人でも萎縮せず、その時間を楽しもう」
仕事相手がすごい人だと萎縮しがちですが、
私は「自分のことをずっと覚えているわけじゃない」と思いきって割り切り、
この瞬間を楽しもう!という気持ちでやるのもアリかなって思います。
話しているうちに混乱してきたら
「すみません!訳わからなくなっちゃいました」と笑ってしまえば、
一瞬恥ずかしくても場はなごみますし、
相手も「一生懸命話していて混乱したんだな」とわかってくださいますし、
それを嫌悪に感じる人はいません。
場のムードを明るくすることができれば何でも円滑に進むかな〜、
という短絡的な考えではあるんですけど(笑)、
雰囲気さえ良ければ「あの人、感じよかったな」と思ってもらえますから

ホラン千秋ホランちあき
1988年生まれ、東京都出身。
タレント、キャスター、女優。アイルランド人の父と日本人の母をもつ。
6歳よりモデルをはじめ、14歳で女優活動もスタート。
青山学院大学卒。
現在は「Nスタ」(TBS)、「SONG OF TOKYO」(NHK)をはじめ、
バラエティ、報道番組などで数々のレギュラー番組に出演中。
ラジオや雑誌、新聞の連載などもこなす。
2月1日にWOWOWで生中継される「第64回グラミー賞授賞式」の案内役にも決定している。
後編はホランさんが必ず持ち歩く驚きのアイテムや、
こだわりの髪型などについてお話しいただきます。
(2.18公開)
- STAFF -
Photograper : Yuki Endo(MOUSTACHE)
Hair&Make : Yukako Morino(Pale Management)
Writer : Yuko Aoyama(White Agency)