

老若男女から愛され、憧れの存在であり好印象のプロである「キャスター」。
そんな好感度の高い方々をお招きしCELFORDの新作を着用いただきながら、
万人から好かれる服の選び方やヘアメイク、
人との接し方などをお話しいただく連載第7弾。
女性からの支持も高いホラン千秋さんの後編は、
さっぱりとした飾らない性格が垣間見える、
仕事への向き合い方についてたっぷりうかがいました。
カジュアルめな服の時の選び方

「着たい服より
全体の見え方を大切に」
バラエティーの収録が始まる前は、
必ず先輩の方々がどんな衣装を着るのかを確認してから
自分の衣装を選びます。
皆さんされていることだとは思うのですが、
隣に座る方との色の被りなどがないよう、
常に数パターンの衣装を準備しておきます。
自分が着たい服を選ぶよりも、
全体のバランスや見え方を
常に一番に考えるようにしています
パンチングプレス手法を用いて作られたスカラップの連なりが
華やかな,裾広がりのチュニックブラウス。
合わせたテーパードパンツは伸縮性の優れた細身タイプなの
で、ボリュームのあるトップスもすっきりと着こなせます(手洗い
可能のリサイクルポリエステル生地を使用)。

キャスターの仕事での3種の神器

「身ひとつで戦場に行く心構えで」
毎日の仕事の中で必ず必要なものは、
思いっきり笑いたい時に歯を見せることをためらわないための「歯ブラシ」
(※特にブランドにこだわり無し)くらいです(笑)。
これがないとダメ!みたいな状況に
自分を追い込むことが好きではないのと、
最終的には身ひとつでしか戦場(仕事現場)には行けないと思っていて。
もちろん前段階までには、
勉強したり資料をまとめたりは必要なのですが、
頭に入っているものでしか勝負はできないので、
あまり物でがんじがらめにならないようにしています。
あとこの「赤ペン」は原稿にチェックを入れる用に、
局のスタジオのいろんな場所に置いてあるものです。
私の場合、たくさんある資料の中で特に「ここがポイント」、
という箇所にだけ印をつけるようにしています。
そうすると、いざという時にどこだっけ?とならず
重要な箇所がパッと目に入ってきやすいので

ホラン千秋ホランちあき
タレント、キャスター、女優。アイルランド人の父と日本人の母をもつ。
6歳よりモデルをはじめ、14歳で女優活動もスタート。
青山学院大学卒。
現在は「Nスタ」(TBS)、「SONG OF TOKYO」(NHK)をはじめ、
バラエティ、報道番組などで数々のレギュラー番組に出演中。
ラジオや雑誌、新聞の連載などもこなす。
第8回は、1歳になるお子さんの子育てをしながらお仕事をこなす、
元テレビ朝日キャスターの竹内由恵さん。
お楽しみに!
(3.1公開)
- STAFF -
Photograper : Yuki Endo(MOUSTACHE)
Hair&Make : Yukako Morino(Pale Management)
Writer : Yuko Aoyama(White Agency)
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