第一印象を良くする仕事服

「人に違和感を与えず、
主張しすぎない服」
仕事では、誰が見ても
違和感を感じることがないような服装を心がけています。
ワンピースの場合は装飾があまりなく、
シンプルで主張しすぎない落ち着いた印象のものを。
今回着させていただいたこのアイボリーのワンピースは、
まさに理想的です。
これはお買取りしたい案件ですね(笑)
ストレッチの効いたダブルクロス素材で作られた、パワ
ショルワンピース。
肩幅を狭く設定することで縦にボリュームを出し、上半身を華奢に見せてくれます。身体のラインを拾わない、スッキリしたデザインで、自宅での手洗いも可能。

キャスターの仕事で大切にしていること
「自分の発言で、
誰かを傷つけないように」
いろんな人と接する仕事なので、
現場にいる全員が心地よくいられているか、
誰か置いてけぼりになっていないか、
不快な思いをしている人はいないか、はいつも気にしています。
また、テレビは様々な方が観ている媒体なので、
言葉を発する前に「自分の発言で誰か傷つかないか」気をつけています。
そのつもりがなくても受け取り方によっては傷つけてしまう場合があるので
「言葉を発する前にいろんな角度から検証してみる」と言う習慣は、
局アナ時代に身についたことかもしれません。
ただ最近はタレントの立場でバラエティー番組に出演することが多く、
攻めた発言を求められがちなので、
どうバランスを取るか葛藤しながら臨んでいます
「新人に戻った気持ちでスタート」
今までお会いした中で気遣いが段違いだったのは、
入社初年度から5年間ミュージックステーションで
ご一緒させていただいたタモリさん。
「なるべく自然体でやったほうがいいよ」と教えていただき、
番組内ではできるだけカッコつけないよう意識してやっていました。
隠そうとしていても、
テレビは意外と本当の部分が透けて見えるものなんですよね。
テレビ朝日では11年働き、
今はフリーとして様々なお仕事に挑戦させていただいています。
子育てや家のことをしながら静岡から日帰りで行き来しているので、
毎日が時間との勝負です。
局にいた頃とは違った忙しさではありますが、
自分にとってはこの「仕事の時間」が「自分の時間」であり、
これがあるから頑張れているというのがあります。
今は新人時代に戻ったような気持ちで、
時間が許す限り
いただいたお仕事は積極的にやってみようと思っています

竹内由恵たけうちよしえ
元テレビ朝日アナウンサー。慶應義塾大学法学部卒業。
2008年にテレビ朝日に入社。
音楽番組『ミュージックステーション』、
スポーツ番組『やべっちFC〜日本サッカー応援宣言〜』、
情報番組『スーパーJチャンネル』のキャスターなど担当する。
2020年よりフリーとなりアミューズに所属。
昨年の1月に第1子を出産。
後編は竹内さんが必ず持ち歩くキャスター必須のアイテムや、
ツヤツヤの髪型などについてお話しいただきます。
(4.12公開)
- STAFF -
Photographer : Yuki Endo
Hair&Make : Masaaki Fukugawa
Writer : Yuko Aoyama(White Agency)
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