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Summer
Dress
大人が纏うドレス feat. Yoshiko Kris-Webb
& Aya Kaneko

emmiのシグネチャーアイテムともいうべき、
ドラマティックなワンピースたち。
その魅力を、人気モデルのクリス-ウェブ佳子さんと、
スタイリストの金子綾さんが
大人の着こなしで体現。
兼ねてから親交の深い2人が語る
ワンピース論に注目です。

“ 1枚でスタイルを語る
自分らしいワンピース”

Yoshiko’s comment

綾さんのスタイリングには絶対的な信頼があって。
「モノクロ番長」と呼んでいるくらい、特に黒の着こなしは参考にしています。
私自身はカラフルな服もよく着ますが、
ヴィンテージライクなこのグリーンのワンピースも、
スポーティさやカジュアル感を取り入れた自分らしいスタイリングアレンジで嬉しかったですね。

“ どんな風に着てもいい
自由をくれるワンピース ”

Aya’s comment

モデルとして何でも着こなしてくれる存在。
エレガントなワンピースでも、コンサバ一辺倒にならない洒落感があって。
一方で、きちんと感のある服も似合うんです。「コンサバは逃げじゃない」と本人も言っているように、
子供の入学式で着る服にもテンションが上がる。
そういう“振り幅”の楽しさをわかり合える人なんです。

Yoshiko’s Dress Style 01

日本で過ごす夏は、リゾートワンピがほとんど。
なかでも原色系の色柄はよく着ます。
エレガントなワンピースには、相反するものを組み合わせたくなるんです。
最近はキャップが好きで、コーデュロイやスエードなど、素材違いで集めています。

Yoshiko’s Dress Style 02

露出よりも“透け”が好き。
スポーティな生地のワンピースも、シアーなトップスを重ねるだけでこんなに色っぽく映るから不思議ですよね。
ブラカップ付きでスカート部分が撥水加工なのはうれしいです。

Yoshiko’s Dress Style 03

肩だけで着ているような感覚。
そのくらい軽やかで、マキシで着られる丈感もちょうどいい。
トレンドのバケットハットや、ソール厚めの靴たちは娘のものを借りることも。
子供たちが大きくなった今はまた、純粋に“自分のため”のおしゃれを楽しんでいます。

Aya’s Dress Style 01

撥水加工されていて、サイドジップを開けてまくれば水辺にも行ける。
これからのシーズン、BBQにもぴったりのワンピースですね。
アクティブなシーンになじむのに、モダンさもあって。
Tシャツ合わせでもシックに見えるネイビー×黒は頼れる配色です。

Aya’s Dress Style 02

袖にフォルムのあるレディライクなワンピースは、
スポーティなサンダルやラフなバッグで甘さを引いてカジュアルダウン。
シルバー系のアクセサリーでシャープなムードを足しながらデイリーに着ています。

Aya’s Dress Style 03

余分な装飾のないワンピースは、小物しだいでカジュアルにもドレッシーにも振れるのが魅力。
スニーカーもそうですが、個人的にはソックス合わせが大好きで。
真っ白ではない、この絶妙なオフホワイトがコーデになじんでくれるんです。

PROFILE

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クリス-ウェブ 佳子 Kris-Webb Yoshiko

モデル・コラムニスト。
4年半にわたるニューヨーク生活で養った国際感覚と、
バイヤーやPRなど幅広い職業経験で培われた
独自のセンスが話題となり、
2011年より人気雑誌「VERY」の専属モデルに抜擢。
現在は多くの雑誌、WEB等で活動している。
ストレートな物言いと広い見識で、トークショーやイベント、
空間、商品プロデュースの分野でも才覚を発揮する。
2017年にエッセイ集「考える女(ひと)」(光文社刊)、
2018年7月にトラベル本
「TRIP with KIDS こありっぷ」(講談社刊)を発行。
二女の母。

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金子 綾 Kaneko Aya

人気雑誌「Oggi」「VERY」「otona MUSE」他
数々の女性誌で活躍するスタイリスト。
シンプルでベーシックな服の魅力を
最大限に引き出して作る、
女性らしくキレ味のいいスタイリングが持ち味で、
多くの女性の支持を集める。

- STAFF -
Model : Yoshiko Kris-Webb,Aya Kaneko
Photographer : Masaki Miyashita
Styilst : Aya Kaneko
Hair & Make-up : Tomoko Kawamura
Writer : Urara Kurihara