FIRST CLASS FIT MALPENSA  クリエイティブディレクター戸賀敬城が語る“AOUREのニットが大人に嬉しいワケ”

「ニットは秋冬の着こなしの軸」。
AOUREのクリエイティブディレクターを担う戸賀敬城氏はそう断言します。
程よく品があり、程よくリラックスできる。
歳を重ねた大人たちにとって、ニットは格好だと。
その真意を彼の着こなしと言葉から探ります。

TOGA STYLE.1 NEVE+ 若い頃は臆せず着られていたものが、年齢を重ねた今は二の足を踏んでしまうケースはままあります。 僕も御多分に洩れずですが、ニットはそんな大人が苦もなく手に取れて、気品というオーラも運んでくれる。 カジュアルシーンではそれがまた助かるんですよ。NEVE+のタートルネックなんて実にちょうどいい。 ミドルゲージでジャケットのインナーでも一枚でも存在感を発揮。 そこへチノパン然とした一本を据えればそれで完結です。 個人的には是非ともカラーニットを試してもらいたい。コンサバな着こなしに新鮮さが戻りますから。

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TOGA STYLE.2 FIORE+

男は歳と共に買うものも決まってきますよね。 それは決して間違いではありませんが、時おりもったいないと感じることも。僕が毎年密かに試みているのがさほど手にしてこなかった色への挑戦。 2023年はズバリ、マスタードイエローです。FIORE+のカラーニットは、やや黒みを加え色の出方を控えめにしているので手に取りやすい。 それでも不安を覚える方は、ダークトーンの馴染みのあるアウターで面積を限定させるのもいいですね。 スタジャンはおあつらえ向きで、物静かな色を選びクリーンな美脚パンツを合わせれば子供っぽく見えません。

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TOGA STYLE.3 NEVE

ピンクは戸賀のハズしの色として欠かせません。 そのニットをサラッと取り入れるだけで若々しく爽やかな印象に仕上がります。 NEVEのニットは発色を抑えた黒ずんだピンクなので合わせやすく感じるはず。 たとえパーカタイプでも、素材がニットゆえそこまでラフに見えません。 馴染みのない方ならば、試しに心から安心できる色と合わせてはどうでしょう。 僕はグレーやベージュにもっとも信頼をおいているのですが、いつでも味方でいてくれる色が近くにあると勇気が出るもの。 そうして自分のモノにしたピンクは、沈みがちな秋冬のいい手立てとなります。

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TOGA STYLE.4 FIORE

セットアップにクルーネックの合わせは今の自分にとって制服みたいなもの。 しかも、カットソーではなくFIOREのニットというところがミソで、カジュアルにもキレイめにも合わせられる万能さはもちろん、毛玉ができにくく自宅での洗濯も可能。 何度袖を通してもへたりづらい“強さ”はニット好きとしてかなり助かります。 色の系統は、セットアップと揃えれば朝から組み合わせにあれこれ悩む必要はなく、どこかモードな雰囲気を醸せるネイビーにすることで若さや色気もアピールできる。 プラスモード、マイナス5歳といった着こなしが叶います。

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