保育園や幼稚園にもまだ行っていない娘と私は、雨の日には公園に行けないので、かわりにお菓子を作る、がいつからか定番になりました。
最初は、アレルギーがあり食べる物に制限がかなり厳重にある娘には、ちゃんと色んな食べ物がどうやって出来ているのかを知ってほしい、何が入っているかを知ってほしいという気持ちがありました。
もともと女の子だし、お菓子作りをママがしているのをいつも興味津々だったから、というのもあり、いつからか始まったこの約束。
この日は、大豆粉と残っていたバナナ、以前紹介したチョコレート(http://usagi-online.com/mamausagi/12015/)でチョコレートチャンククッキーと明日の朝ごはんようのバナナブレッドを作りました。
3歳の娘は慣れたもので、もう材料をみると大体の行程を理解し、最初にバナナをつぶせばいい?チョコレートは最後だよね、
これは丸めたらいい?焼くときもくっつかないように並べる。。なんていう頼もしいアシスタントに成長しました。
最近は雨の日にお友達も呼んで一緒にお菓子を作ったりもします。
自分だけアレルギーがあるから食べられない、のではなくて、美味しそうなお菓子を娘が作って食べているから一緒に作ってそれを食べたい、とアレルギーの無い娘のお友達が喜んで一緒に楽しんでくれるのが私はとても嬉しくて。
娘や、そのお友達が食べ物のアレルギーのことを自然と受け止めて普通に楽しく過ごせている事がとてもうれしいです。
アレルギーと聞くと、かわいそうという声を少なからず言われる事があります。でもそれは大人のフィルターであって、子供同士だと、一緒の物つくって美味しいね。これ○○ちゃん食べれないからこっちにしようね、っていうシンプルなやり取りだけで笑顔で過ごせているのがとても新鮮でした。
実際に、お友達が私に、
「これ、お粉が入っていないから(小麦粉のこと)一緒に食べれる?」と4歳のお友達がスーパーでお母さんと見つけて持ってきてくれたりします。涙が出るほどうれしいです。
食べられない子も、食べられる子も、みんな自然とそんなことを受け止められる環境になっているなら嬉しいです。