SNSや口コミサイトの普及に伴い、
地域住民のみぞ知る住宅街にあるローカルな名店や、ビルの中に隠れたお店まで、
情報を気軽に発信&取得することができるようになった昨今。
だからこそ、”こんな場所に?!”というロケーションに
お店をオープンできちゃうわけだけど、
それよりもずっと前から営業されている隠れ家店ってすごくないですか?
と、改めて考えさせられたのは、大阪・心斎橋の路地裏に潜む1974年創業の老舗喫茶。
多くの人が行き交う繁華街の中心地にあるものの、
なかなかにディープな横丁内にあるため、ふらっと訪れるような場所ではないのだけど、
ここで50年以上も営業されているというのだから驚き。
店主さんが作る特製のカレーは、ホッとするスパイシーな味わいと、
でかでか(じゃがいもは丸々一個)と添えられた具材の存在感が特徴。
“ごはん足りましたか?””好きなレコードかけてね”。
そんな温かい言葉をいくつももらったのだけど、
だからこそこの分かりづらい立地でもずっと愛され続けて今に至るのだなぁ、
とこのとき心から実感しました。
>>>INFORMATION
店名:鹿鳴館(ろくめいかん)
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-3-12
営業時間:14:00~19:00
定休日:不定休