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交際0日婚の失敗

近年、テレビやSNSで話題になっている「交際0日婚」。恋愛のステップを飛ばしていきなり結婚するという選択肢に憧れる人も多いのではないでしょうか。しかし、実際にこの結婚を選んだ多くの人が現実とのギャップに悩まされているのも事実です。今回は、実際に交際0日婚を経験し、後悔した人の体験談をご紹介します。

価値観の違いに直面

都内在住の女性Aさん(30歳)は、友人の紹介で知り合った男性と交際せずに結婚しました。お互い結婚適齢期で仕事も安定していたため、「条件が合うなら早く結婚したほうがいい」と考えたのがきっかけでした。

しかし、結婚生活が始まると、すぐに価値観の違いが浮き彫りになったといいます。

「私は共働き前提で家事を分担するつもりでしたが、彼は『妻は家庭を守るべき』という考え方だったんです。家事をまったく手伝わないし、私が仕事で疲れていても『家のことは女の役目』と平然と言われました」

事前に価値観をすり合わせることなく結婚したことで、生活スタイルの違いが大きなストレスになったといいます。

相手の本当の性格を知らずに結婚

関西在住の男性B(33歳)さんは、婚活アプリで出会った28歳の女性と、わずか数回のビデオ通話だけで結婚を決めました。お互いに「早く結婚したい」と考えていたため、「この人なら大丈夫」と勢いで結婚に踏み切ったのです。

しかし、同居を始めると奥さんの態度が一変。

「結婚前は優しくて落ち着いた女性と思ったのに、一緒に暮らし始めた途端、些細なことで怒鳴るようになりました。金銭感覚も合わず、毎月の生活費の管理について話し合おうとすると『私の自由でしょ?』と逆ギレされる始末」

短期間のやりとりだけでは相手の本当の性格を知ることは難しく、結婚後に大きな衝突が生まれたそうです。

恋愛感情がないままの結婚生活は厳しい

都内在住の女性Cさん(28歳)は、「恋愛よりも結婚が大事」と考え、友人の勧めで交際0日婚を選びました。相手の男性(31歳)は真面目で経済的にも安定しており、「好きかどうかは結婚してから考えればいい」と思っていたといいます。

しかし、結婚生活が始まると、思った以上に相手に対する感情が湧かないことに気づきました。

「夫婦として仲は良いけれど、好きという感情がどうしても持てなくて…。スキンシップも苦痛になり、一緒にいても気持ちが盛り上がらないんです。彼は私を大切にしてくれるのに、私はどうしても恋愛感情が持てず、申し訳なくなってしまいました」

結果的に、Cさんは結婚から1年で離婚を決意。大きな理由は「恋愛感情が最後まで湧かなかったため、子作りもできなかった」と当時を振り返ります。

交際0日婚を後悔しないために…

交際0日婚にはメリットもありますが、今回紹介した体験談のように、慎重に考えずに決めると後悔することも少なくありません。では、失敗を避けるためにはどうすればよいのでしょうか。

1. 価値観のすり合わせを事前に行う
結婚生活を円滑に進めるには、お金の管理や家事分担、将来のライフプランなど、現実的な話をしっかりしておくことが大切です。

2. 相手の素の姿を知る
短期間で結婚を決める場合でも、なるべく長い時間を一緒に過ごし、相手の本当の性格を見極めましょう。旅行や共同作業をすることで、相手の価値観やストレス耐性を知るきっかけとなります。

3. 恋愛感情がない場合のリスクを理解する
恋愛感情がない状態で結婚すると、相手との関係を深めることが難しくなることもあります。少しでも「この人を好きになれるか不安」と感じる場合は、焦らず慎重に考えることが大切です。

まとめ

交際0日婚は、うまくいけば理想的なパートナーシップを築ける可能性があります。しかし、結婚生活は現実の連続です。勢いだけで決めてしまうと、今回紹介したような後悔につながることも。

大切なのは、相手との関係をしっかり築くことと、自分にとって何が幸せなのかを見極めることです。交際0日婚を考えている人は慎重に検討し、後悔のない選択をしてくださいね。