ダイエットや体型維持を行う上で、食欲のコントロールは非常に大切です。
美味しそうな食べ物の香りに誘われて空腹感を感じたり、SNSなどの写真を見て食欲が湧いてきたり、口寂しくなってしまったりなど、外部からの影響や環境によって食欲が湧いてしまうケースが多くあります。
これは「認知性食欲」と言われ、無意識に引き起こされる食欲のことです。
ダイエットにはこの「認知性食欲」のコントロールがカギになると言われています。
日常生活において無意識のうちに食欲が湧くことは案外少なくありません。
体が本当に空腹状態になり、糖分を欲しているのか問いかけてみることで、無駄食いや間食も減らすことができます。
また、体が甘いものや辛いものを必要以上に欲するときは、栄養素が不足している可能性も。
甘いものが食べたくなる時はタンパク質やマグネシウムが、塩辛いものが食べたくなる時はミネラルが、辛いものが食べたくなる時は亜鉛が不足している場合があります。
タンパク質は肉や魚、大豆製品など、マグネシウムやミネラルは海藻類や野菜、豆類など、亜鉛は牡蠣やレバー、赤身肉などに豊富に含まれています。
体からのサインを無視し、暴食を続けてしまうと栄養素が偏り肌荒れやストレスの原因にもなってしまいます。
不足している栄養素を補って過食を防ぐことで、食欲のコントロールにも繋がります。
体からのサインに敏感になることは、ダイエットや健康維持において非常に大切です。
自分自身の体としっかり向き合い、体が必要としている栄養素やエネルギーを上手に摂り入れられるように意識していきましょう。