40種ものアロマが織りなす「奇跡のしずく」
野草的でワイルド。いかにも“薬草”といった香りの「ハーブオイル33+7 ロールオン」。漢方の香りが大好きな筆者は、こんな香りを求めていました…。
ユーカリやオレンジ、ペパーミント、ローズウッドやカモミールなど、40種類ものハーブを凝縮したこのオイルは、香りだけではなく、肩こりやこめかみなど疲れた部分にオンすると、スーッと爽快感があり、とっても癒されます。
この40種類もの薬草ブレンドは、中世ヨーロッパの修道院のレシピをベースに作られているのだとか。
中世の時代の修道院は、薬草学の先端研究施設としての役割も持っていて、信仰のかたわらシスターたちはその効果を研究していたと言われています。(確かに、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」でも神父が庭の薬草を摘んでいるシーンがあるのを思い出しました)
ヨーロッパ最古の歴史と文献貯蔵量で世界遺産に登録となった、ナリン社の近くに建つザンクトガレン修道院に貯蔵された文献をベースに作られています。
中世の時代にも親しまれた香りだと考えると、なんだかロマンティックな気分にさえなりますね…。
女性の体と密接な関係を持つハーブをブレンド
こちらは最近出合った「センシュアル ロールオン」。
上で紹介した「ハーブオイル33+7 ロールオン」と比べると、甘いオレンジの香りが特徴的なアロマオイルです。
女性ホルモンに働きかける、イランイラン、ダマスクローズ、パチョリ、ラベンダーなどのハーブが7種類ブレンドされています。
名前にもある「センシュアル」とは“官能”という意味。アロマの香りが内側から女性の美しさを引き出してくれることから、別名「惹き寄せアロマ」とも呼ばれています。
個人差はもちろんありますが、筆者の感想としては「ハーブオイル33+7 ロールオン」は年中どんな時にも使いやすい香り。対して「センシュアル ロールオン」は、寝不足で辛い時や生理中の不安定な時に安心する香りです。
香りとの付き合い方
●●にいい香りです〜、という説明書きがアロマには必ずあります。例えば、ラベンダーは眠りに良い香り、など。
ただ、香りとは不思議なもので、その日その日で心地よく感じるものが全く異なることがあります。
実体験でいうと、眠れない夜にラベンダーの香りが良いと思って、部屋に香らせたら気分が悪くなって頭痛が起きたことがありました。
後日アロマテラピストの方に伺ったところ、「その時心地良いと思う香りを嗅ぐことが大切ですよ」と教えていただきました。
そして、人によって合う香り、合わない香りというものもあるのだそう。ハーブの持つパワーはとっても強く、体調や気分によってはクラクラしてしまうこともよくあるとのことで、日々取り入れるならば、ローズやラベンダーなど、1種類のアロマオイルよりも、香りがブレンドされているものの方が使いやすいんだそう。
どんな香りでも「あ、今日はこの気分じゃないな」と思ったら使わずに、自分が求める香りはなんなのかを、内面に問いかけて使ってみることをおすすめします。
about nahrin(ナリン)
1954年にスイスで誕生した、ナチュラルコスメ/ウェルネスブランド。スイスの大自然で育まれた天然原料にとことんこだわり、有機栽培だけではなく自然農法により収穫されたナチュラルな原料を契約農家より取り寄せ、さらにその中から厳選した原料のみを使用。
ブランドを代表する主力アイテム、「ハーブオイル33+7 ロールオン」をはじめとするアイテムは、今では世界26カ国以上で販売されています。