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BABY&KIDS

#NYNZlife

民泊ジプシー生活

こんにちは!イラストレーターのNozomi Yuasaです。

前回の投稿から少し時間が空いてしまいました!なんて1日が短いんだろう・・・と時折白目になりながら育児に家事に仕事にと奮闘していますが、ふと気づけば私たち家族がここ、オークランドに越してきて約5ヶ月が経とうとしています。マンネリにはならずに、いまだに日々新たな発見や新鮮な出来事ががあるのは子供達のお陰だと感じています。

そんな子供達の強さを肌身に感じたのは、ニュージーランド到着後から現在の物件に越すまでに経験した民泊ジプシー生活でした。

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初めて足を踏み入れる国という事もあり、最初の1週間はCBDと言われるオークランドの心臓部分のホテルに滞在しました。(後から知ったのですが、徒歩圏内にNZの名だたる大企業が軒を連ねる正にど真ん中の立地でした・・・!)ここから日本滞在時からコンタクトを取っていた不動産屋と物件を巡り、ホテル滞在の1週間で物件を決めようと考えていましたが、私の考えは甘かった・・・物件は全く決まらず、更にイースターホリデーに入った為、ホテルの延泊は不可。

乳飲み子と膨大な荷物を抱えた私たち家族は11日が終わる度に気持ちが焦り、明日の自分たちが見えず、生きた心地がしませんでした・・・!住む家も決まらないまま、学校のオリエンテーションも始まってしまう!それはマズイぞ!と学校近くの民泊を探す事に。

現在の家に入居するまでに民泊検索サイトで見つけた2軒に泊まらせてもらいましたが、NZの人々の優しさに触れる、素晴らしい経験でした。

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民泊先の窓辺にある小さなテーブルで肩を寄せ合いご飯を食べる。毎朝差し込む日差しがその日1日の活力に。息子はすぐにこの窓辺が気に入り、キラキラとした太陽をよく眺めていました。子供の順応性って、本当に素晴らしい。

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息子に、庭を自由に使っていいよ!とラグビーボールやバスケットボールを貸してくれたり、探検に連れ出してくれたホストファザー。英語が話せない息子は恥じらいながらもすぐに彼に懐いて、一生懸命コミュニケーションを取ろうとしていました。

残念な事に写真は無いけれど、夜はこの庭に出て家族で星空を見上げるのが日課でした。

そんな息子にいつも笑顔で接してくれて、私たち家族を常に気遣ってくれたホストファザー。私たち夫婦は、ニュージーランドの人は優しいね!嬉しいね!と事あるごとに感動していました。こうやって沢山の人と接し、交流していく事で子供達は更に強く逞しく成長していくのかな。usagi3_5

民泊先の家から散歩に出て見上げた空。この美しい空を見て、家族みんなで感動して「ニュージーランドに来てよかったね。家族でこの空が見られて幸せだね」と話しながら歩いたことを私はきっと、ずっと、忘れません。

湯浅望
フリーランスイラストレーター。 水彩絵の具や万年筆を使用した、女性らしくファッショナブルなイラストに定評があり様々なブランドとのコラボレーションを展開。 国内外を問わず活動の幅を広げており、2019年からはNewZealandへ活動拠点を移す。