材料（２人前）

・牛すじ　300g
・ホールトマト缶200g
・玉ねぎ１個
・ニンニク ２片
・おろし生姜　大さじ1
A　ターメリックパウダー 小さじ1杯
A　コリアンダーパウダー　小さじ1.5杯
A　クミンパウダー　小さじ1杯
A　チリパウダー　小さじ1杯
A　塩　小さじ1杯
・ヨーグルト　100g

牛すじの下処理

１）圧力鍋に、牛すじと、牛すじがかぶるくらいの水を入れて、加圧しながら6分火を通す。

２）加圧が終わったら、鍋の中の湯を捨てて10分ほど休ませる。
【ポイント】
牛すじのカットは１の加熱前でも大丈夫ですが、
生の牛すじは切れにくい事と、加熱によって縮むので
加熱後のサイズから、ひと口大にカットするのをお勧めします！

３）再び、牛すじと、かぶるくらいの水を入れた圧力鍋で５分加熱。
【ポイント】
ここで出来る牛すじの茹で汁は、カレーの水気の調整に使うので
できれば加熱後も捨てずに残しておいてください！

スパイスカレーの調理工程

１）スライスした玉ねぎと、ニンニク、おろし生姜を
中火で飴色になるまでフライパンで火を通します。
【ポイント】
コツは、具材を平らに広げて底面が茶色くなるまで放置。
茶色くなったら混ぜて平らにして、再び放置を繰り返すことです！
少し焦げ付き、大丈夫かな？と思うくらいが、玉ねぎの甘みやコクがしっかり出てくるので、怖がらずにしっかり火を通して色をつけてください！

２）飴色になった具材に、トマトを入れて、弱目の中火でもったりするまで火を通します。
【ポイント】
ホールトマトは、加熱によって旨味引き立つトマトです。
火の通し方が足りないと酸味の強いカレーになってしまうので、
じっくりと火を通し、具材が塊になって、
落とすとボテっとするくらいまで水分を飛ばしましょう。

３）２がもったりとしたら弱火にして、Aのスパイスを入れる。
全体が馴染みのあるカレー色になるまで、よく混ぜ合わせます。
これでカレーの素の完成！
【ポイント】
スパイスは火が強すぎるとすぐに焦げて、風味が飛んでしまうので、
フライパンの熱を保つ程度の弱火にかけながら、混ぜてあげてください。
スパイスカレーのここまでの調理工程は、様々なカレーに使えるグレービーの作り方です！
この後、チキンと生クリームを使うと「バターチキンカレー」
ペースト状のほうれん草で「サグカレー」になるので、
ここまでの３工程とスパイスを覚えるだけでも、ぐっとカレー料理の幅が広がります

４）できたカレーの素に、下処理をした牛すじと、
混ぜて滑らかにしたヨーグルトを入れて、全体が均等に混ざり
茶色が濃くなるまで弱火で火を通します。
【ポイント】
ヨーグルトは、いれる前にトロトロになるまで混ぜ合わせる事で、ダマになるのを防ぐことができます。
また、しっかり加熱をすることで酸味が飛んでコクが出るので、混ぜながらじっくりと加熱してください。

５）最後は味の調整です！
塩気が足りない場合は、塩を追加して調整。
辛みが欲しい場合は、チリパウダーや黒胡椒で調整してください。
シャバシャバしたカレーが好きな方や、水分が蒸発しすぎて固めになってしまった場合は
牛すじの茹で汁を加えることで、お肉の風味をプラスしながらトロミを調整することができます。

いつものお料理より、少し工程が多めかもしれませんが
基本的には火を入れて放置することや、混ぜながらの加熱の工程のみなので
おうちで本格的なスパイスカレーを楽しみたい方は、是非チャレンジしてみてください♪

購入したスパイスの、カレー以外の使い道がわからない方は
スパイスを使った簡単レシピを参考にしてみてください！