FASHION

秋のオフィスカジュアルコーデ20選

秋は、カラーや素材など、彩り豊かなアイテムがたくさん登場する季節。デイリー服はもちろんのこと、オフィスルックも工夫次第で華やかなスタイリングを楽しめます。しかし、秋服はカーキやブラックといった落ち着いた配色も多いですよね。そのため、おしゃれに制限がかかるオフィスルックでは、無難で暗い着こなしにまとまりがちです。そこで今回は、秋のオフィスカジュアルコーデのコツと、おすすめのコーデをご紹介いたします。

オフィスカジュアルを着こなすコツ

オフィスカジュアルコーデは、きちんとした着こなしに、ほんの少しの“ハズし要素”を加えると、おしゃれな着こなしになります。とくに、配色や素材の選び方に意識を置くと秋のオフィスコーデの完成度が高まります。

“差し色”をプラスして、配色トーンを明るくする

URBAN RESEARCH ROSSO|【セットアップ対応】チェックテーラードジャケット

秋は、カーキ、ボルドーなど落ち着いた色が増えます。そのようなシックな配色だけでコーデをまとめてしまうと、暗くて無難な着こなしになるので気をつけましょう。それを防ぐコツとしては、差し色を一色以上プラスすることです。おすすめは白やベージュの小物アイテム。どんな色にも馴染むオールラウンダー的な色あいです。

 

“秋素材”もしくは“秋色”で着こなしの鮮度を上げる

EIMY ISTOIRE|コンパクトベロアトップス

秋はまだ厚手の服を着るには暑い季節。それならベロアやラメニットなど薄手の秋素材を取り入れてみてください。夏のトップスも秋素材が加わると、一気に季節を先取りできます。また、ブラウンなどの秋色があると、着こなしの鮮度が高まりますよ。

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今すぐ着られる!秋の訪れを感じる【ベロア】アイテム

 

“光沢感”でオフィスコーデに似合う品格を表現

ánuans|【セットアップ対応】ライトダブルサテンハイウエストパンツ

秋のオフィスカジュアルコーデには、光沢感も必須項目です。シックな配色でまとまりやすい季節ですので、どうしてもそれだけでは無難で暗い印象になります。そこに、キラリと光るメタリック系のアクセサリーや、サテンなど、つるんと滑らかな光沢素材の服を合わせると、一転して高級感のあるコーディネートに変化します。

【パンツ】秋のオフィスカジュアルコーデ5選

パンツを使ったオフィスカジュアルコーデは、ヒップや腰幅のラインを目立たせないようにしましょう。カーディガンやジレを羽織ったり、ワイドパンツでボリュームを出したりするとスタイルアップが叶います。

 

ボリュームカーディガン×テーパードパンツ

Mila Owen|後ろゴムセンタープレステーパードパンツ

キレイめパンツを代表するテーパードパンツは、上からボリュームのあるカーディガンをあわせて腰まわりをカバー。ボリュームのある部分を隠すと、脚の細い部分だけが目立って美しいシルエットに仕上がります。インナーのトップスとパンツを同系色でまとめると縦長のラインが目立って、さらなる細見え効果にも繋がりますよ。

 

ボウタイブラウス×ワイドパンツ

TODAYFUL|Lightweight Tuck Trousers

オフィスカジュアルの定番、ボウタイブラウスはワイドパンツでメンズライクにミックスするとおしゃれです。ブラウスが女性らしいぶん、ワイドパンツのカッコよさがちょうど良いバランスとなって、甘さ控えめな着こなしに。ワイドパンツは、ハイウエストタイプでくびれをキュッと引き締めると、よりスタイルが良く見えます。

シアートップス×チノパンツ

LAATO|chino tuck pants

きちんとしたブラックのパンツは、オフィスカジュアルだとかっちりし過ぎてしまいます。そこで、選ぶトップスはほどよく抜け感を表現できるシアーアイテムがおすすめです。色はモノトーンなどシックな配色にすると、より秋らしくなります。本格的な寒さが訪れる直前だからこそ楽しめる、秋のオフィスカジュアルコーデですね。

ジレ×センタープレスパンツ

Mila Owen|リネンライクセンタープレスワイドイージーパンツ

まだ暑さが残る初秋は、ジレを合わせたパンツルックがサマになります。シンプルなノースリーブニットとパンツも悪くはありませんが、秋らしい要素を感じにくいので、秋カラーのジレをプラスワン。すると、いつものコーデが季節を先取りしたスタイリングに早変わりしますよ。小物はブラックでハードにまとめましょう。

 

秋色カットソー×レイヤードパンツ

Mila Owen|巻きスカートレイヤウエストゴムシガレットパンツ

シンプルだけど、ひと癖効いたオフィスカジュアルコーデを楽しみたいときは、レイヤードパンツに挑戦してみてはいかがでしょうか。レイヤードパンツは、ヒップラインをカバーしてくれるので、脚に自信がない方でもパンツルックを存分に楽しめます。トップスはシンプルなカットソーを選べば、オフィスカジュアル向きに。

【スカート】秋のオフィスカジュアルコーデ5選

女性らしさを表現するなら、スカートを使ったオフィスカジュアルコーデがおすすめです。なかでも、ギャザースカート・タイトスカートは、オンオフ両用できて着回しもしやすいので、これからの時期の必須アイテム!

ブレザージャケット×ロングスカート

Mila Owen|【WEB限定00サイズ】ウエストゴムタックプレスフレアスカート

定番のジャケット×ロングスカートの組み合わせに今っぽさを出すには、丈のバランスを調整することが必要不可欠です。腰丈のジャケットに、ロング丈のスカート。上下どちらも長めの丈を合わせましょう。すると、ゆるっとしたシルエットなのに、かっちりさもあわせ持った、ほど良いオフィスカジュアルコーデが仕上がります。

ロングシャツ×ニットスカート

TODAYFUL|【セットアップ対応】Woolmohair Wrap Skirt

シャツ×細身スカートの鉄板オフィスルックは、素材にメリハリを作るとおしゃれです。シャツは適度なハリや立体感のあるものを。対するスカートは薄手のニットなど、柔らかい素材を合わせると、着こなしに奥行きが生まれます。また、ニットスカートの場合は、着丈の長いトップスでヒップラインをカバーすると良いでしょう。

半袖ニット×ギャザースカート

Mila Owen|【セットアイテム】ラメパフスリーブニットフレアスカートSET UP

ふんわりと可愛いギャザースカートは、ワントーンコーデで大人らしく着こなしましょう。グレーなどの落ち着いた色を合わせることで、秋らしさが引き立ちます。ギャザースカートに合わせるトップスは、コンパクトな丈の半袖ニットが好バランスです。上からジャケットを羽織れば、半袖でも11月あたりまで着回しできるので、長く楽しめますよ。

タックシャツ×タイトスカート

FRAY I.D|バリエーションタイトスカート

タイトスカートは、ウエストタックシャツを合わせると、脚長効果を発揮します。シャツのウエストにタックが入ると、くびれが強調するだけでなく、下腹部もカバーできるためです。下腹部がぽっこり見えやすいタイトスカートのデメリットを隠しつつ、下半身を細く長く見せてくれるので、とても相性の良い組み合わせですね。

甘めブラウス×レザースカート

SNIDEL|ストレッチレザータイトスカート

スカートを使ったオフィスカジュアルコーデは、甘さと辛さをミックスさせるのがポイント。とくにトップスがフリルやパフスリーブなど甘さのあるブラウスなら、スカートはハードな素材でピリッとクールに引き締めましょう。おすすめはレザースカートです。レザーの硬質的な見た目が、優しいブラウスと良い対比を生み出します。

【ワンピース】秋のオフィスカジュアルコーデ5選

ワンピースを使った秋のオフィスカジュアルコーデは、ワンピースに秋素材や秋色をプラスしましょう。アウターはかっちりムードのジャケットでオフィスっぽさを表現。まだ暑い日はシンプルな薄手インナーを仕込んで。

ジャケット×ベロアワンピース

Mila Owen|バックシャンフレンチスリーブベロアワンピース

秋素材のなかでも注目度が高いのは、ベロア素材です。生地に深みのある陰影を生み出すので、大人女性にもよく似合うアイテムですね。トップスやボトムスだと組み合わせの難易度が高いですが、ワンピースなら気軽に取り入れられます。アウターにジャケットを、足元はスニーカーでハズすと、鮮度の高いオフィスルックが完成。

ニットカーディガン×花柄ワンピース

SNIDEL|フラワープリントドレープワンピース

オールシーズンで活躍度の高い花柄ワンピースは、オフィスカジュアルにも最適です。花柄はできるだけ主張の強すぎない小花柄、もしくは色数の少ないアイテムを選びましょう。オフィスカジュアルっぽさを出すなら、秋色のニットカーディガンを上から羽織って、花柄の見える面積を少なくするのもポイントです。

カットソー×キャミソールワンピース

FRAY I.D|レーストリムスリップワンピース

秋は、カットソー×キャミソールワンピースで、重ね着に挑戦するのもおすすめです。カジュアル要素が強い印象の重ね着でも、キレイめ要素の高いトップスとワンピースを選べばオフィス仕様に早変わり。あまり堅くない職場なら、薄手のレザーワンピースなどでトレンド要素の高い着こなしを楽しむのも良いですね。

スリットワンピース×イージーパンツ

LAATO|Side slit one-piece

デスクワークの日は、締めつけのないワンピースで出社したい気分ですよね。そんなときに役立つのが、ニットワンピース。とくにスリットの入ったニットワンピースは、動きやすさ抜群!一枚で着るよりも、イージーパンツを合わせるのがおすすめです。重ね着をすることでオフィスカジュアルらしい、きちんと感も表現できます。

ノーカラージャケット×Iラインワンピース

stylevoice fo xx|【USAGI ONLINE限定カラー】〈yuiさんコラボ〉ボリュームスリーブワンピース

ストンとした直線的なIラインシルエットのワンピースには、ノーカラージャケットがよく映えます。襟がないのはもちろんのこと、ポケットのフラップもないタイプを選ぶと良いですね。また、モノトーン配色でシンプルさを追求すると、より完成度の高い着こなしに。足元はローファーで、メンズライクな崩しを加えるとおしゃれです。

【アウター】秋のオフィスカジュアルコーデ5選

この時期は、アウター次第で着こなしが一気に秋へとシフトします。秋アウターは息が短いとされますが、春にも着回せるので今のうちにゲットしておいて損はナシ!今が旬の本命アウターもぜひ、チェックしてみてくださいね。

今年の本命アウター【おじブルゾン】にキマり!

 

ダブルジャケット×ボリュームパンツ

URBAN RESEACH ROSSO|【セットアップ対応】ラミージャケット

ダブルジャケットは、秋のオフィスコーデにも欠かせないアイテム。せっかくならブラウン系でコーデを統一させて、シーズンにマッチした着こなしを楽しんでみてはいかがでしょうか。さらにスカーフを首に巻けば、インナーが夏らしくても充分秋の装いに。ボトムスはボリュームパンツをあわせて、脚長効果を作りましょう。

トレンチコート×カーディガン

TODAYFUL|Raglan Twill Coat

春秋アウターの王様であるトレンチコート。ショート丈などさまざまなタイプがありますが、迷っているなら着回ししやすいロング丈がおすすめ。着丈が長いぶんインパクトが強いため、コーディネートはシンプルで落ち着いた配色で控えめに。寒さが深まるころはカーディガンを上から肩掛けしてみましょう。ストールやマフラーとは、また違ったワンランク上の小物コーデで周りと差をつけてみてください。

デザインジャケット×ブラックスカート

styling/|【styling/×KEITA MARUYAMA】エンブロイダリージャケット

羽織りものが主役になる秋は、あえてアウターをメインにコーディネートするのも良いですね。シックな配色に、さりげなくワンポイントのデザインが施されているジャケットは、オフィスカジュアルコーデにもおすすめです。あくまでもアウターを目立たせたいので、ボトムスはシックなブラックで大人っぽくスタイリングを。

ステンカラージャケット×ルーズパンツ

TODAYFUL|【セットアップ対応】Wool Soutiencollar Jacket

丸い襟先に、立ち上がったシルエットがおしゃれなステンカラーのジャケット。メンズライクなオフィスカジュアルコーデを楽しみたいときに、おすすめしたいアウターです。インナーはハイネックカットソーでコンパクトに整えましょう。ボトムスは、アウターと対比するようにルーズなパンツで、抜け感を表現するとおしゃれです。

 

まとめ

スイッチシーズンである秋は、おしゃれに磨きをかけるチャンス。過ごしやすい気候だからこそ、どんな服にも挑戦しやすいですよね。とくにオフィスカジュアルコーデは、キレイめ要素が高く、着回しの効くアイテムも豊富です。カジュアルコーデでは難しく感じるスタイリングも、かっちりとした通勤服なら組み合わせもしやすいですよ。ぜひ、今年の秋はおしゃれなオフィスカジュアルコーデで、新しい自分を発見してみてくださ

USAGI MAGAZINE編集部
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