神崎恵が考える'キレイ'を超える自分らしさ

神崎恵える
“キレイ”を越える自分らしさ

vol.1 Volume Tops

今やビューティの枠にとどまらず、ライフスタイル全般を
通して注目を集める美容家・神崎恵さん。
“可愛い”で終わらないstyling/の服に絶対的な信頼を寄せる彼女が
今季選んだ3つの着こなしをご本人の綴る言葉とともにご紹介します。

  • キレイに見せるだけじゃない
    自分らしく振り切れる服

    ここ数年、クローゼットに増え続けているのはボリュームトップス。袖や肩の立体感、
    シンプルなのに、そのボリュームがだす独特な存在感にどうしようもなく心奪われます。
    この服にしかだせない「圧」。
    とりあえず感じよく見せたいとか、とにかくキレイに見せたいとか。
    そんな他人目線重視の思いを気持ちよく振り切ってくれる強さがあるのがいい。
    ただキレイなひとに見せるより、自分らしく自分を楽しみたい。
    袖をとおすだびに、今を大切にしたい
    そんな思いに重なってくれるのが気持ちいいなと感じます。

  • style01
  • style02
    ピアス
    バッグ
  • “やっぱり好き”と立ち帰る
    ドラマティックな空気感

    そして、このボリューム、実はバランスとりや華をだすにもとてもよくて。
    肩にボリュームがあるぶん、顔は小さく。
    立体感があるぶん、顔まわりに華が出る。
    この服の実力、着るたびに、「やっぱりすき」と思ってしまうほど。
    合わせるボトムスはすっきり縦ラインをつくるパンツやペンシルスカート。
    相反するシルエットを合わせることで、突然沸き立つドラマティックな空気感。
    これもまた、この服を着続けてしまう理由のひとつ。
    髪は潔くタイトにまとめるか、ストレートダウンで
    トップスのボリュームを引き立てるようにしています。

    神崎恵

自由に付け外しのできる5wayフリルは斜め掛けで華やかにアレンジ。
存在感たっぷりのボリューム袖ブラウスには
ハイウエストのパンツを合わせ、すっきりとしたシルエットに。

  • ピアス、バッグ、サンダル / 本人私物

PROFILE

1975年生まれ。美容家。自らあらゆるものを試し、ほんとうにいいと実感できるものだけをすすめる、
というスタンスが世代を問わず支持され、著書累計は144万部を突破。「神崎CARE」(ワニブックス)が好評発売中。最新刊「老けない美容、老ける美容」(講談社)930日発売予定