骨格診断は、人それぞれ生まれながらに持った骨格や筋肉のつき具合、
肌の質感などから、似合う服を導き出すためのメソッド。
太っているか痩せているかは関係なく、体の特性に合わせた服選びで、もっとおしゃれ上手に!
上半身がしっかりしている骨格ストレートは、Vネックなど首元の開いたデザインや、
メリハリのある体型を活かせるジャストサイズのワンピースがおすすめ。
自身の肌にハリがあるので、しっかりした生地感とも好相性です。
肉厚なリブニットワンピースは、骨格ストレートのリッチなボディラインをスッキリと見せてくれます。セットインスリーブで肩の厚みをカバーしつつ、Iラインでスタイルアップ。
硬めでハリのあるコートが得意な骨格ストレート。
立体的でかっちりしたシルエットを選ぶと、細見えにも繋がります。
胸元の開いたデザインでデコルテをスッキリ見せ、
上半身の厚みをカバーすれば、小顔効果も期待できます。
硬め素材のチェスターコートは、骨格ストレートの王道アウター。スッキリした胸元に、まっすぐな袖のライン、さらにインナーとボトムをワントーンにまとめれば、細見えを実現。
骨格ウェーブは軽やか素材やハイウエスト、裾広がりのシルエットが得意で、
詰まり気味のネックラインもお似合い。上半身が華奢なので、
胸元にボリュームを与えるフリルやリボンなど装飾のあるワンピースもおすすめです。
ハイウエストのキャミワンピースは、胸元の切り替えで重心を高く見せ、布量たっぷりのゆったりフォルムで気になる下半身をカバーできます。ミモレ丈なら足首もスッキリ!
ふんわりとしたボアコートや、オチ感のある素材が得意な
骨格ウェーブ。上半身にボリュームを出して、
デコルテをカバーするとスタイルアップに繋がります。
下半身を拾わないAラインやコクーンシルエットも相性抜群。
オチ感のある柔らか素材のコートは、骨格ウェーブのソフトな肌質とマッチ。コクーンシルエットが、下半身をほっそり見せてくれます。開きすぎない胸元も選びの決め手に。
骨格ナチュラルの目立ちやすい骨や関節を上手にカバーし、
スタイルの良さを活かすのがコツ。体のラインを拾いすぎないゆったりシルエットや、
裾広がりのワンピースなど、下半身に重心がくるデザインがおすすめです。
肉厚ニットが、骨格ナチュラルのフレーム感を抑え、スッキリ見せてくれるセットアップ。ボックスシルエットのスカートなら、気になる腰回りも自然にカバーしてくれます。
肩周りのフレーム感をカバーできる、
オーバーサイズコートは骨格ナチュラルの定番。
太めの袖やドロップショルダーで肩幅を抑え、華奢見えを狙って。
ビッグカラーなどでボリュームを足すと、バランスがとりやすいです。
Writing by Urara Kurihara
監 修
真船 恵(まふね めぐみ)
ひよりスタイリングを主宰する骨格診断ファッションコンサルタント、パーソナルカラーアナリスト、顔タイプアドバイザー。元看護師という経験を活かした解剖学を駆使し、センスを理論と数値化して伝える分かりやすさが魅力。自身のSNSではで発信している骨格タイプ別コラムをはじめ、パーソナルカラーごとに似合うコスメ紹介などのコンテンツを発信。