画家・樋上公実子氏が描く
「幻の絶滅図譜」と「月虹・絶滅図譜」より
新旧の作品をモチーフに起用した
コラボレーションアイテムが登場。
翡翠の角に月の光があたると溶けてしまう「ジェイド」
尻尾の先についている真珠を
追いかけて回り続ける「ルー」など
滅びゆく儚い運命を携えた空想の中の5匹の小獣を
繊細な刺繍や技巧を凝らしたニットで表現し、
新たな生命を吹き込みました。
※コラボレーションアイテムは2月中旬発売予定となります。

prifile

kumiko higami

樋上公実子

画家。東京生まれ。
関西学院大学ドイツ文学科卒業。
代表作に『バンビと小鳥』(絵・文樋上公実子/ポプラ社)、
『おとぎ話の忘れ物』(文・小川洋子/集英社・ポプラ文庫)、
『柘榴姫社交倶楽部』(文・水城せとな/講談社)、
『フルーツパフェ逍遥』、
『フルーツパフェ幻想』(ビーナイス刊)、
『人魚の見る夢』(ステュディオ・パラボリカ刊)ほか。
個展、グループ展などで作品発表のほか、
「テオブロマ」などのパッケージイラストや
本の装画も手がけている。

Ru

尻尾の先についた真珠を追いかけて回り続けるルーを
6種類の繊細な糸で色使いや毛並み感まで表現した
半袖ジャガードニット。
1点ずつ手作業でつけたパールビーズもポイントに。

Reel

繊細なレースの羽根ゆえに
枝に引っかかって破けてしまう運命を持つリール。
胸元に細やかな刺繍で表現したリールをシンメトリーに配し、
着やすいカットソーに仕上げています。

Mira

FURFURのカレッジロゴと一緒に
カジュアルなショート丈スウェットにプリントしたのは
羽根のような2本の尾で飛ぶことができるものの折れやすく、
歩くが苦手なミラ。
樋上公実子さんの「幻の絶滅図譜」の表紙を飾った
代表的な作品です。

Ruby & Ru

作品のプリント表現に加えて、
ラメ刺繍やパールビーズでより世界観を追求した
使いやすいA4型トートバッグ。
春のシンプルなスタイリングにも合わせやすい優しいカラー。
ラベンダーにはルーを、
ピンクには心臓が少しずつルビーになって
息絶えてしまうルビーをプリントしました。

翡翠の角を持ち、月の光にあたると溶けてしまうジェイドは
シンプルなクルーネックカーディガンの左右に配して。
艶やかな繊細な刺繍がさりげなく存在感を放つ1枚に。