老若男女から愛され、憧れの存在であり好印象のプロである「キャスター」。
そんな好感度の高いキャスターをお招きしCELFORDの新作を着用いただきながら、
万人から好かれる服の選び方やヘアメイク、
人との接し方などをお話しいただく連載第4弾。
出演中の宮崎瑠依さん。
第一印象を良くする仕事服
「取材先など、訪れる場所に立つ自分を
想像して服選びを」
インタビューなどの仕事の時は、
取材対象者の方がどんな服装かを想像して、
その隣に並ぶイメージをして服を選びます。
取材も同じで、訪れる場所を考えて、
そこに立つ自分を想像し、
その場にあった服を選ぶことを心がけています。
アワードのお仕事などでは
周りにタキシードの人が多いので
それに合った上品な服を、
スポーツの仕事は立ってインタビューすることも多いので、
動きやすい服にしたり。
そして普段から自分でスタイリングをすることが多く、CELFORDの服はブランドの立ち上げの頃から
衣装としてもよく着させていただいてます。
上品さの塩梅が、ちょうどいいんです
人気のバックリボンブラウスにプリーツのパーツを袖と前身頃に施したブラウスと、定番の美脚スキニー。ブラウスはシワになりにくいタイプライター素材、パンツは動きやすく家での手洗いも可能なので、どちらもケアがラクチン。
「自分らしくいられる服を着ると、仕事のモチベも上がる」
第一印象をUPさせるために、
服は顔映りの良い明るい色を選ぶようにしています。
全身黒や茶色、といった重くなるコーディネートは避けています。
そして、何より「自分らしくいられる服」を選ぶことも大切にしています。
「自分らしくいられる服」というのは、シンプルに「好きな服」。
好きな服を着ると仕事のモチベーションも上がります。
その日の仕事相手やシチュエーションを考え、自分らしさを盛り込んで…。
いろんなことを考えながらする服選びって、それが楽しいですよね
やや光沢のあるオーガンジーのワンピース。スカートと身頃部分にシャツ地を重ね、共布のベルトを付けることで、華やかで女性らしいシルエットを楽しめます。デコルテを美しく見せてくれる首周りデザインですっきりとした印象に。
全方位に愛されるメイク法
「親しみやすく、優しい目線を作るアイメイクを」
メイクは普段しているものとあえて変えることはなく、
ベースメイクは顔色良く艶のある仕上がりに、
アイラインや目周りはブラウン系を使っています。
特にインタビューをする時などは、
ブラックアイラインの鋭く強い目線というよりは、
「親しみやすく」「優しい」目線にしたいので、
ブラウンを積極的に取り入れるようにしています。
アイシャドウも肌馴染みの良いブラウン、
マスカラもベーシックな色を使うようにしています
マットなオーガンジーにドット柄のフロッキープリントを施した生地と、袖のニットがドッキングした異素材ブラウス。共布の袋リボンは取り外したり前や後ろで結んだりと、着回し力が高いのも魅力。
キャスターの仕事で大切にしていること
「人との出会いは宝もの」
この仕事で大切にしていることは、人との出会いやご縁。
10代や20代の頃は新しい現場や仕事に一喜一憂していましたが、
年を重ねてくると2回、3回と仕事で
ご一緒できることがとても貴重で嬉しい!と思うようになりました。
それは相手が著名な人に限らず、一般の方に対しても同じです。
「たくさんの人とお会いしてお話できること」。
それがこの仕事をやっていて一番楽しく、
そんな機会を多くいただけてとてもありがたいなと思っています
「キャスターへの道はそれぞれ」
(Q.なかなかキャスターになるのは難しいですが)
そんなことはないですよ。
私は局のアナウンサー出身ではありませんが、
今もいろんなお仕事をさせていただいてますし、
「やりたい」という気持ちがあれば、
チャンスはたくさんあると思います。
最近はいろんなメディアがありますし、
SNSなどで自分から発信することに慣れている人も多いですから。
(Q.宮崎さんは人の話を引き出すのが上手ですね)
そうなんですかね(笑)、
ただ本当に「人と話すのが好き」というのは確かです
宮崎瑠依 みやざきるい
1983年6月21日 東京都出身。
大学生の頃より芸能活動をスタートし、
現在は情報番組『ZIP!』のリポーターや、
BS日テレ『月刊プロ野球!さまぁ~ずスタジアム』などスポーツキャスターとしても活動。
ホリプロ・アナウンス室所属。
2017年に元横浜DeNAベイスターズの荒波翔氏と結婚、昨年第1子を出産。
後編は宮崎瑠依さんが考える、
「話しかけやすい」と感じてもらえる服、得意のヘアアレンジ、
毎日必ず持ち歩いているアイテムなどをご紹介します。
(11.16公開)
- STAFF -
Photograper : Yuki Endo(MOUSTACHE)
Hair&Make : Harumi Kanbe
Writer : Yuko Aoyama(White Agency)
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